キャンプレポート010  ≪白石オートキャンプ場≫
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2007.08.04(Sat)〜05(Sun)  「中川上流」
(神奈川県足柄上郡中川字相馬沢)


 昨年、初めて行った夏キャンプのイメージが好印象だったので、同じような川遊びができるキャンプを探しました。
 今回、予約したのは、中川最上流の「白石オートキャンプ場」です。予約時に、チェックインは「8時でも9時でも何時でもいいよ。」と言っていただいたので、お言葉に甘え、朝一番からお世話になりました。
【白石オートキャンプ場入り口】
 R246を右に折れ、中川の上流を目指し、バウアーハウス、ウェルキャンプのさらに上流に白石オートキャンプ場はあります。
 高速道路は、渋滞もなく順調に走り、所要時間約2時間、8時半頃にキャンプ場入り口に到着しました。


【管理棟】

 管理棟は、小さくウッディーな建物でした。管理棟の横には、1回300円で時間無制限のシャワーがあります。
 受付を済ますと、車1台に、ウェルカムビール1本(350mlの発泡酒)、子供たちには、人数分のチューチューアイスをくださいました。
 ちょっと、うれしい気分になります。


 白石オートキャンプ場のサイトは、キャンプ場の入り口を入り、中川の上流側と下流側に分かれています。
 左下の写真が、入り口付近から見た上流サイト(約3サイト)、右下の写真が、炊事場付近から見た下流サイト(約20サイト)です。到着時、下流サイトには、昨日からの連泊と思われる先客が2組おられました。
【我が家のサイト】
 「どこでも好きなところを・・・。」と言われ、我が家が選んだのは、下流側の管理棟横のサイトです。
 雨が降ることも想定し、テントで入り口にタープの端を少し被せて設営しましたが、心配するほどの雨は降りませんでした。
 下の写真で、車の横にも広いスペースがあるのが分かりますか?
 キャンプ場が一杯であれば、サイトとなるところでしょうが、今日は満員ではないようで、「好きに使っていいよ。」と言っていただきました。しかし、1家族では、そんなに広いスペースは使い切れません。
 子供たちは、サイト下を流れる中川に入りたくて、テント設営時から浮き輪の準備です。
【犬走り(通路)】
 サイト設営後は、キャンプ場や付近の散策をしました。
 サイトの川側には、落下防止の金属製の柵とネットが張られ、その外側には、犬走りのような通路が隣のウェルキャンプまで続いています。


【洗い場】
 洗い場は、下流側のサイトと管理棟裏の通路に各1箇所です。
 管理棟裏のシンクは、我が家以外に使う方はおらず、独占させていただきました。それでも、キャンプ場の規模からいって、シンクが不足することはありませんでした。
【川遊び】
 我が家のサイトからは、管理棟横の階段を使って、河原に下ります。
 この付近の中川は、いかにも「山懐に抱かれた川」といった感じがいいですね。
 水は非常に冷たかったですが、一度浸かってしまえば、快適です。
 やっぱり、夏は水辺のキャンプ場がいいですね〜。 (~o~)
【ドラム缶風呂】
 河原にドラム缶風呂が設置されていました。薪の料金を支払うだけでお風呂を焚いてくれるそうです。
 残念ながら、我が家の息子たちは、「人前でお風呂に入るのは嫌だ〜」と完全拒否でした。
 いい体験になると思うんですけどね〜。


 子供たちを放っておくと唇が紫色になるまで遊んでいます。強制的に川から上げて、身体を温めるために休憩です。
 10時半頃になると、キャンプ場内への来場者がチラホラ・・・。場内がキャンプ場らしくなってきました。
 昼食は、冷やしうどんを予定していましたが、冷えた身体を温めるために、暖かいうどんを作りました。


 食後すぐに川遊びを主張するする子供たちを説得し、キャンプ場外を散策しました。この辺りはカブトムシも多いのでしょう。虫取り網を持った数多くのファミリーに出会いました。
 左下は、キャンプ場上流の橋から見たキャンプ場です。さらに、5分ほど進んでいくと、東海自然歩道の分岐点で車は通行止めになります。
 スリッパでは、登山道を散策する訳にいかず、20分程度でキャンプ場に戻り、やっぱり川遊びとなりました。
 夕食は、八宝菜と現地調達のヤマメです。
 子供たちもお手伝いができるようになりました。戦力としては、まだまだですが、今後の成長に期待したいところです。
【2日目】
 朝から日差しを浴び、朝食を摂り終えた8時半頃から川遊びモードです。
 我が家のサイトの真下の流れは結構強く、流れに逆らって5分ほど泳いで見ましたが、1mと進むことができませんでした。
 スタッフの方に、「ゆっくりして行っていいよ。」と行っていただき、昼食後も川遊びを満喫しました。



 




【感 想】

 白石オートキャンプ場は、初めてのキャンプ場でした。
 以前に行ったバウアーハウスジャパンの更に上流に位置するキャンプ場で、30サイトで一杯になるくらいの小さなとしたところです。
 場内には小豆大の小砂利が敷き詰められているなど、清潔感があり、GOODなキャンプ場です。トイレは簡易トイレでしたが、朝の3時半から掃除をされているなど、綺麗に保たれています。

 この一帯のキャンプ場の中では、最上流にあるだけあって、川には大きな石が数多くあり、下流のキャンプ場に比べると、ワイルド感タップリです。川の水深は、深くても大人の腰程度なので、小さな子供でも楽しく遊べます。
 サイトの川沿いに張られた緑色のネットと金属の柵が視界に入るのが、やや残念ですが、川遊びを満喫したいファミリーには、相殺して余りあるものがあります。きっと、「また来たい!」と思うはずです。

 それと、このキャンプ場の一番素晴らしいのは、スタッフの皆さんです。キャンパーが楽しく過ごせることに気を配られているのが、その応対振りから伝わってきます。
 またお世話になります。


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