キャンプレポート012  ≪道志の森キャンプ場≫
/// ///
2007.09.01(Sta)〜02(Sun)  「下流サイト」
(山梨県南都留郡道志村)


 「今週で今年の川遊び夏キャンプは最後かな?」と思い、子供たちが思いっきり川遊びできるようなキャンプ場を探しました。
 候補に残ったのは、新潟県の「五十沢オートキャンプ場」と山梨県の「道志の森キャンプ場」です。
 出発当日の朝の天気予報によると、新潟県の天候が芳しくなかったので、くもり予報の「道志の森キャンプ場」に決定しました。
【雨の高速道路】
 道志方面の天気予報は、9月1日(土)が曇りのち晴れ、2日(日)が曇りと雨の予報はありませんでした。しかし、出発して東名高速に乗る頃には雨がポツポツ・・・。 御殿場インターを降りる頃は、結構な雨脚になっていました。
【道の駅どうし】
 山中湖付近までは、雨でしたが道志に着いてみると、曇は厚いものの雨は降っていません。
 キャンプ場の入り口を確認した後、「道の駅どうし」の駐車場で、キャンプ決行に関する家族会議を開催。その結果、子供たちの強い要望が撤収の心配を上回り、キャンプ決行となりました。


【道志の森キャンプ場】

 下の写真は、「道志の森キャンプ場」へ分け入り、一番最初に見えるエントランスです。
 管理棟へは、さらに奥へ400mほど進んだところです。
 車で場内をノロノロと走り、設営場所を物色します。今にも雨が降りそうな朝の8時半とあってサイトはガラガラと思いきや、前日からのキャンパーでしょうか、目ぼしいところは埋まっていました。
【プール周り】
 夏には、ファミリーで込み合うというプールとその周りのサイトです。
 20℃を下回っている気温のせいか、この辺はガラガラでした。
 水遊びは無理と判断し、雰囲気を最優先させてサイトを選ぶことにしました。


【我が家のサイト】
 我が家が選んだのは、三ヶ瀬側の下流側エリアで、大型バス駐車場の付近です。
 この付近の人気サイトは、大型バス駐車場近くにあ小さな橋より下流側になります。我が家のサイトは、やや上流です。


 設営後、受け付けて続きのため管理棟(右下)に向かいます。管理棟で受付をすると、一人当たりの入場料が100円安いそうです。
 入場料は、一人当たり700円、駐車場代1、000円で、4人家族の我が家の場合は、3、800円になります。
【BBQ】
 今回のお昼ご飯も、お手軽なBBQです。今回予想以上に好評だったのが、冷蔵ナゲットです。パリパリに焼けた表面の食感がビールに良く合います。


 食後、子供たちは、速攻で水着に着替え、許しもしていないのに川に入っていました。ここまでされると、プールも許可しないわけにはいきません。


 20℃前後という気温にもかかわらず、プールには既にボート遊びを開始しているチビッ子猛者が2人・・・。
 10分間の約束で、入水許可!
 しかし、さすがに水が冷たかったのでしょう。10分も遊ばないうちに唇が小刻みに震えてだし、「帰るぞ〜。」という声に素直にプールから上がってきました。
 冷めた体を焚き火で温めます。薪は段ボール箱2箱持ってきたので、ドンドン燃やします。
 ここで、場内の施設等を紹介します。
【BBQ棟】
 管理棟前のBBQ棟です。BBQ棟は、管理棟の上の駐車場と思われる広場や、下流サイト付近のバンガロー横にもあります。
【バンガロー】
 管理棟上の広場、管理棟横と下流の大型バス駐車場横にあります。
 バンガローというより、一軒家といったほど、大きい建物で、1棟に数家族が入れるのじゃないでしょうか?
【風呂場】
 管理棟前の対岸にあります。
 外見があまりにもみすぼらしく、入るのに躊躇しそうです。しかし、中は普通のタイル張りの浴室でした。もちろん男女別です。
 中を覗いた午前中は、お湯も張られていませんでした。ひょっとすると、使用されていないのかも・・・?
【シャワールーム】
 このサイズが、このキャンプ場のスタンダードのようです。場内に数箇所あります。
 風呂場と共に、今回は利用しませんでしたが、我が家が利用するとしたら、風呂場よりこっちかな?
【トイレ棟】
 トイレと水場(洗い場)が一体となったたてものです。同じような造りの建物が点在しており、距離的な不自由はないようです。
 ちなみに、我が家が利用した水場は左下の写真です。右下のようなワイルドな水場もあります。
【東沢林道沿いエリア】
 東沢林道をプールの傍から対岸に渡ったエリアです。川沿いで平地が多く、トイレまで距離があるものの、この日も結構賑わっていました。
【西沢林道沿いエリア】
 西沢林道を上って行ったところのサイトです。トイレは簡易トイレ、水場もワイルドなものですが、自然派の人にとっては、落ち着くエリアでしょう。


【グラウンド】

 上記の東沢林道沿いエリアを上っていった高台にあります。
 キャンプ場のグラウンドなので、ラフなものを想像していましたが、本格的で広いグラウンドに驚きました。思いっきりボール蹴りを楽しませてもらいました。
【三ヶ頼川下流エリア】
 下流サイトの人気エリアです。水場も近く、日当たりも良い川沿いというだけあって、その人気も想像できます。昼までには、ズラッとテントが並んでいました。
【三ヶ頼川最下流エリア】
 道志の森キャンプ場に来る際、最初に見たエントランス付近のサイトです。
 この付近の木漏れ日は最高です。日差しの強い日には、快適なサイトでしょう。曇天では、生茂った木々に日差しが遮られ、やや暗い雰囲気でした。
【道志の湯】
 サッカーで汗をかいた後、車で10分程度のところにある「道志の湯」へ行きました。横浜市民には割引があり、家族4人で1、000円です。体にも財布にも優しい温泉です。
 「道志の湯」からの帰り道、ライトの灯りがとても暖かな「日之出屋」という温泉旅館がありました。向かいの川沿いでヤマメの塩焼きを食べさせてくれるようなので、明日の昼食に寄ることにしました。
【撤 収】
 昨日は、時折り霧雨混じりの雨もありましたが、2日目は朝から程よい日射しがありました。
 「明日は、何時でもいいですよ。」と言っていただきましたが、水遊びが不完全燃焼の子供たちに、御殿場のプールに寄る約束をさせられ、お昼前に撤収しました。
【魚勝つりセンター】
 昼食を「日之出屋」で食べるつもりでしたが、残念ながら防災訓練を終えた消防団員の打ち上げ会があって入れず、「日之出屋」さんは、次回に持ち越しです。
 御殿場に向かう途中、「魚勝つりセンター」という釣り堀があり、ダメ元で寄ってみると、ヤマメを食べさせてくれるそうです。
 炭火で焼く川魚は美味しいですね。白石のキャンプに続き、川魚の美味しさにハマりそうです。サービスで付けてくれたセンター自家製の刺身こんにゃくも大変美味でした。
【テディベアワールドミュージアム】
 家内の希望でショップだけ覗かせてもらいました。希望の品はなかったようですが、子供たちはアイスクリームをGETしました。
 アイスに付けてくれる熊のクッキーが可愛いです。



    




【感 想】

 キャンプ場のネットサーフィンで、「道志の森キャンプ場」を知りました。
 道志沿いのキャンプ場は「狭い」という先入観を持っていたので、道志方面はキャンプ場の候補地としたことがありませんでした。しかし、小山一つがキャンプ場といった感じの広いエリアを有する「道志の森キャンプ場」は、メインとなる川沿いのサイトやプール周りのほか、林間サイトや周囲の山を展望できるサイトなど、キャンパーの好みに対応してくれる自然派のキャンプ場でした。

 8月に行った戸隠キャンプ場では、広いエリアに我が家だけという周囲に明かりの見えない寂しいキャンプを経験しました。今回は、程よく人の影を感じられるようなところにテントを張ったつもりでしたが、夕方までに付近の方たちは撤収され、今回も我が家だけの静かなキャンプになりました。

 オートキャンプの経験が浅く、お世話になったキャンプ場も多くはありませんが、森の中を流れる川沿いが好みの私にとって、道志の森キャンプ場はイメージどおりのところでした。
 このキャンプ場が現時点での一番お気に入りとなりました。
 高規格のキャンプ場と比較すると、トイレや洗い場は比べられるレベルのものではありませんが、ゴミを持ち帰らなければならない他は、禁止事項がなく、オートキャンパーの良心に支えられたステキなキャンプ場だと思います。それが仇で心無いキャンパーと出会うことがあるかもしれませんが、三ヶ瀬川の瀬音が全てを流してくれるでしょう。今後もお世話になりま〜す。


inserted by FC2 system