/// 街角散歩≪JR横須賀駅≫ ///

2005.3.27(Sun)  「JR横須賀駅」
(神奈川県横須賀市東逸見町)
 JR「横須賀駅」は、明治22年に海軍の軍人や物資の輸送のため造られた駅で、駅構内に階段が1段もないことで有名です。
 駅を出て海側に向かうと、ヴェルニー公園があります。以前は、街灯が少なく薄暗い公園でしたが、明るくて美しい公園に生まれ変わりました。毎年、12月31日にはカウントダウンパーティーがここで行われています。


 駅の前は、タクシーやバスの乗り場となっています。
 左の写真の車両が京浜急行バスのベースカラーです。
 「X−JAPAN」というロックグループを覚えていますか?
 そのメンバーの一人で解散後に自殺したギタリストのhideという人が、横須賀出身であったことから、横須賀市平成町の「うみかぜ公園」にhideミュージアムという記念館が建てられました。
 このバスは、その宣伝カラーに包まれています。
 駅を出て海側に行くと、ベルニー公園の入口があり、そこから海上自衛隊横須賀総監部の庁舎や岸壁に停泊している艦船が手に取るように見ることができます。
 横須賀駅を海と反対側から撮った横須賀駅です。
 ヴェルニー公園ができるまでの臨海公園は、夜になると大人の男性も恐くて近寄りませんでした。よって、こちら側の道を通って汐入や横須賀中央へ進出していました。
 踏切から横須賀駅を見たところです。以前は、貨物の積み下ろし場だったところに、「天空の街」というマンション群が立ち並んでいます。
 逸見もおしゃれな町になりました。
 残念ながら、本日は閉店でしたが、ここが「食事処スワロー」です。
 このお店は、どのメニューも安くてボリューム満点です。 仕事が遅くなったときは、ここで一杯引っ掛けて帰ったものでした。
【ヴェルニー公園】
 ヴェルニー公園は、フランス海軍の技術者「フランソワ・レオンス・ヴェルニー」から名付けられたものです。
 ヴェルニーは、幕府から横須賀製鉄所の建設と運営の要請を受け来日し、製鉄所のほか、観音埼灯台や走水水道などの建設をされた人物で、その功績をたたえ、この公園は、ヴェルニーの生まれ故郷フランスの庭園を模して造られています。

 ヴェルニー公園の入口には、ヴェルニー記念艦があります。記念館はフランスのブルターニュ地方の建築様式で建てられています。
 館の中には、横須賀製鉄所で使用されていたスチームハンマーが展示してあります。
 公園の中ほどに帽子をかぶったようなかわいらしい建物が一対建っています。これは逸見波止場衛門で旧横須賀軍港逸見門の衛兵詰所の跡です。向かって左の建物には「逸見上陸場」、右の建物には「軍港逸見門」の看板が掛かっています。
 建築年代は、明治末から大正と推定されており、昭和の初期にはすでに名所となっていたそうです。


 海軍の町「横須賀」らしく、公園の中に「海軍の碑」や「軍艦長戸の碑」、「軍艦山城の碑」などが置かれています。

 汐入のダイエー「ショッパーズプラザ」までの公園の海側は、木道になっています。海の向うは、海上自衛隊や米海軍の基地になっており、海上自衛隊や米軍の艦船を見ることができます。

 左下は、京浜急行「汐入」駅前から見上げた横須賀プリンスホテルです。
 ちょっと時間があったので、「どぶ板」を歩いてみました。
 「どぶ板通り」という商店の旗がとても目立っていました。
 円高が定着したこともあって、昔ほど米兵の姿を見なくなりました。



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