街角散歩≪呉≫
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2005.8.11(Thu)  JR「呉」駅
(広島県呉市宝町)
 平成17年の夏は、海軍関連の邦画がとても熱い!
 海上自衛隊のイージス艦が舞台となる「亡国のイージス」が7月30日に封切りされた。また、「男たちの大和」という映画が12月の封切りに向け撮影が進行中です。
 そんな中、平成17年4月23日、呉市に「呉市海事歴史科学館」(愛称:大和ミュージアム)」がオープンしました。ここの目玉は、何と言っても、1/10のスケールで復元した全長26.3メートルもある大和の模型です。
 軍艦ファンや模型ファンならずとも気になる所です。以前から、機会があれば訪ねてみたいと思っていたところ、意外と早くチャンスが訪れました。


 

 現在の呉駅ビルは、近代的なビルに生まれ変わり、記憶の中の駅とは随分変わっています。



 駅は、ショッピング施設の「クレスト」と一体となっています。
 駅を出た左側に「そごう」百貨店が、右側には阪急ホテルが建っており、呉駅ビルの前には、両ビルに囲まれる形で、呉駅前ロータリーがあり、バスやタクシーの乗り場となっています。


 呉駅を降りて市街地の方は、まだまだ記憶と大きくかけ離れていませんが、駅の裏手(海側)は大きく変わりました。まず、呉駅から中央桟橋まで天井が付いた陸橋ができています。
 今では、呉駅から雨に濡れずにフェリーに乗ることができます。右下の写真で、右側が「大和ミュージアム」、左側のドームのついた建物が「呉中央桟橋ターミナル」です。


【大和ミュージアム】
 平成17年4月23日(土)に開館した大和ミュージアムは、開館から108日目の8月8日(月)に来館者が50万人を突破したそうです。開館当初、年間来館者数を40万人と見積もっていたそうなので、その盛況振りが伺えます。

 館の中央には、制作費に2億円以上をかけたといわれる戦艦「大和」の1/10の模型が鎮座し、館内のどこからでもて「大和」を見ることができます。
 その他にも零式艦上戦闘機や特殊潜航艇、人間魚雷といった実物展示があります。
 ミュージアムの海側は、「大和波止場」となっています。戦艦「大和」の上甲板左舷を原寸大のウッドデッキで模擬しており、大和のサイズが実感できます。
 ミュージアムの前の赤レンガ広場には、砲塔とスクリューが展示されています。てっきり、「大和」のものと思っていましたが、戦艦「陸奥」のものでした。
【呉中央桟橋ターミナル】
 旧呉の中央桟橋がご覧のとおり、立派なレンガを模したビルになりました。
 ビル内には、和食料理屋、レストランや展望テラスなどがあります。

 呉−江田島間を運行しているフェリーです。船内もゆったりとしていて、通勤通学時間以外は、快適な船旅です。


 呉港を出港した直後、振り返ったターミナルと大和ミュージアムです。
 平成16年に呉港を利用しましたが、その頃と比べても大きく様変わりしたと感じます。
 海上自衛隊の係船掘り地区には、大型輸送艦をはじめ、多数の護衛艦が係留していました。
 海上自衛隊の桟橋も新しい岸壁ができたり、古い岸壁が改修され、大型艦船が係留できるようになってきています。
 右の島が大麗女(おおうるめ)島で、左の島が小麗女(こうるめ)島です。そして、その奥に見えるのが江田島の古鷹山です。



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