街角散歩≪弘明寺≫
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2005.11.12(Sat)  京浜急行「弘明寺」駅
(神奈川県横浜市南区弘明寺町)
 9時頃まで降っていた雨が止み、突然の晴天となったので、これまで行ってみたいと思っていながら行ったことのなかった「弘明寺」を訪ねました。でも、初めてでは「弘明寺」を「ぐみょうじ」とは読めませんよね。


【京浜急行 弘明寺駅】

 弘明寺駅は、横浜から京浜急行で横須賀方面に向かい、6つ目の駅です。
 その名のとおり、「弘明寺」という横浜市内一の古刹から命名されました。
【弘明寺】
 弘明寺は、瑞応山蓮華院と号す真言宗のお寺で、三蔵法師によって開設されたと伝えられています。坂東三十三観音霊場の第14番札所です。
 山門では、運慶作の仁王像が出迎えてくれます。山門をくぐると108段の階段があり、その階段の途中左手に身代地蔵菩薩がおられます。この菩薩は、京浜急行電鉄(株)が平成13年に、開業100周年を記念して奉納したものです。
 正面の本堂には、国の重要文化財に指定されている「弘明寺観音」と呼ばれる木造の十一面観音像が納められています。
 今日は、七五三で訪れている家族連れで一杯でした。

【弘明寺商店街】
 弘明寺駅を出て、右手の坂道を50mほど下ると、「かんのん通り商店街」があります。この商店街は、国道16号線方向(鎌倉街道)へと延びる320mのアーケードになっていて、約120軒のお店が軒を連ねています。
【濱うさぎ】
 アーケードの手前で、「栗大福」という大きな幟に目を惹かれました。
 栗大福は、その名のとおり、大福の中に栗が丸々一個入った、とてもボリュームのあるものでした。


【酒学工房 川松屋】

 駅名に因んだ「弘明寺」というお酒が店の前に置かれていたので、お店を覗き込んでいると、店主の川松さんが醗酵の話などを解説してくれました。説明好きなおやじさんだと思っていたら、店主は東京農業大学院を卒業後、国税庁醸造試験所で種類の研究に従事し、現在は正しい食の啓蒙に情熱を注いでいるとても有名な方した。
 お店の中には、オリジナルの純米酒「弘明寺」、吟醸酒に使用される酒造米を使用した甘酒、厳選されたみりんや醤油が並んでいました。甘酒とみりんを試飲させてもらい、それらに対するこれまでの認識がふっ飛びました。とてもとても、美味しいものでした。

【沖縄健康ショップ ゆいまーる堂】
 「沖縄そばは、いかがですか〜。」という店頭販売の声に振り返ると、そこは沖縄専門店でした。写真を撮っていると、「ゴーヤ茶」を振舞ってくれました。ゴーヤ茶と聞くと、苦味を連想したのですが、まったく苦味のないさっぱりした味のお茶でした。


【横浜市営地下鉄 弘明寺駅】
 横浜市営地下鉄「弘明寺」駅は、商店街を抜けて鎌倉街道に出たところにある横浜国立大付属横浜中学校前にあります。


【盛光堂総本舗】
 「三色最中かまくら路」という最中で第20回全国菓子博で金賞を受賞した老舗の和菓子屋さんです。
 残念ながら、先ほど栗大福を食べたので、今回は買うのを見送りました。 

 商店街の脇の路地でレトロな看板を発見しました。
【弘明寺公園】
 弘明寺駅を商店街の反対側に出て駅の陸橋を渡り、階段を登ると「弘明寺公園」があります。展望台からは、「みなとみらい」のランドマークタワーがハッキリと見えました。




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