/// 街角散歩≪本願寺≫ ///

2006.1.3(Tue)  「東寺」
(京都府京都市南区九条町1)


  「そうだ 京都いこう!」 CMのキャッチコピーのように、京都行きを突然思いつきました。
 どこに行こうか思案した結果、我が家の信仰する浄土真宗の総本山である「西本願寺」へ行くことをまず決定し、そこだけではつまらないので、京都駅を中心に「東本願寺」と「東寺」にお参りすることにしました。

【東寺(教王護国寺)】
 最初に尋ねたのが近鉄京都線「東寺」駅から九条大路を歩いて500mほどの「東寺」です。
 駅から九条大路を歩いていると、日本で最も高い木造の塔として有名な国宝「五重塔」が出迎えてくれます。
【南大門(正門)】
 九条大路に面している南大門は、東寺の門の中で一番大きい門です。重要文化財に指定されています。
【金 堂】
 金堂は東寺の本堂で、国宝に指定されています。南大門から入って最初の建物で、「金堂」の裏には、「講堂」(国宝)があります。
 金堂の前では、骨董市が開かれていました。
【食堂(じきどう)】
 御朱印をもらいに行ったところ、十一面観音が公開されていて、堂の中は人で一杯でした。
 「東寺」は、どこを向いても国宝だらけで、おまけに広く、じっくり見ていると一日がかりになりそうで、早々に引き上げました。
【京都タワー】
 東寺から再び近鉄京都線で京都駅に行き、まずは「西本願寺」へ向かいました。京都駅でも写真を撮りたかったのですが、この日は、帰省先からのUターンラッシュのピークで大混雑だったので、遠くからタワーだけ撮りました。
【浄土宗本願寺派本願寺(西本願寺)】
 西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山で「お西さん」呼ばれ親しまれています。宗祖親鸞聖人の娘「覚信尼」が京都東山に聖人の木像を安置した小さな廟堂が起こりです。その後、現在地の広大な境内に移転され、御影堂を中心に多数の伽藍が建ち並らんでおり、世界遺産に登録されています。

【総門】
 堀川通を隔てたところにある「総門」から見た「御影堂門」です。御影堂門の向うには、現在修復中の「御影堂」をスッポリと覆う工事風景が見えます。
【阿弥陀堂門】
 昨年の火事により、御影堂門は閉鎖されたままでした。阿弥陀堂門は、彫刻に金色の装飾がなされており、重厚さはあるのですが、お寺さんの威厳とは少し乖離しているような感じを受けました。
【阿弥陀堂】
 阿弥陀堂には、阿弥陀如来が安置されています。広さは、492畳あり、約1500人が座れます。数珠を持っていって、御先祖様にお祈りしてきました。
【御影堂】
 御影堂は、親鸞聖人の御影を    平成20年まで平成の大修復が行われています。御影堂全体を覆う修復用建築物によって、残念ながら御影堂を見ることはできません。修復工事終了後、見に行きたいと思います。
【仏具店】
 西本願寺と東本願寺には、全国から信者が訪れるため、両本願寺に挟まれた一帯には、仏具店が多く存在しています。
 本願寺境内よりも多くの人が歩いていた気がします。
【真宗本廟(東本願寺)】
 真宗大谷派の本山である東本願寺は、正式には「真宗本廟」といいます。京都駅前に位置しており、西本願寺と同じく、宗祖は親鸞聖人で、徳川家康の政策により西本願寺より分離したのが始まりです。


【阿弥陀堂】
 阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来が安置されています。ここも、あまり人影はありませんでした。それとも、境内が広いためにそう感じたのでしょうか・・・?
【御影堂修復工事】
 こちらも、西本願寺同様、来たる2011年の親鸞聖人御大遠忌へ向け、御影堂の大修復を行っています。そのため御影堂を外から拝見することはできませんが、阿弥陀堂から廊下伝いに中に入ることができます。

【御影堂門(大門)】

 御影堂門は、知恩院の三門、南禅寺の三門と並び京都三大門と称されています。
 この門から教えに入り、また、この門を出ることは、新たな人生の出発が始めることを意味しているのだそうです。



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