街角散歩≪荒 崎≫
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2007.7.21(Sat)  「荒崎海岸」
(神奈川県横須賀市長井)


 以前から、横須賀市の長居に最後の海軍大将「井上茂美」の家があると聞き、一度訪ねたいと思っていました。そんな折、荒崎にある中央水産研究所横須賀庁舎で「海の危険生物」と題した一般公開があるとの情報を得たので、子供たちにも勉強になる良い機会なので井上邸の見学と抱き合わせで出かけてきました。

【中央水産研究所】
 中央水産研究所は、荒崎公園の手前にあります。
 車を所の前にある荒崎公園駐車場に入れ、研究所へ入場です。


【展示水槽】

 研究所の建物のエントランスでは、ウミウシや珍しい魚の展示水槽が並び、奥には「ヒトデ」、「ナマコ」、「カニ」などに触れることのできるタッチプールが用意されていました。結局、子供たちは、他の展示には目もくれず、最後までこのタッチプールから離れませんでした。
 一方、大人たちに人気を博したのは、「実演後に、味見できるのではないか・・・?」という思いが交差する「カツオ」や「ヒラメ」の開き方の実演です。
 しかし、大人の思惑は大ハズレ。実演は、魚を下ろしたところで終了となりました。きっと、一般公開終了後、職員の打ち上げで食べられるのでしょう。残念
【展示会場】
 展示会場は、1階エントランスと2階の6畳ほどの事務室に展示された本日の題である「危険生物」です。
 子供たちは、タッチプールから離れず、本題の危険生物の方は一切見学しませんでした。
 親の思いは全く通じません。
【荒崎海岸】
 中央研究所の見学を終えた後は、研究所奥の荒崎海岸を散策しました。
【どんどんびき】
 荒崎公園を進んでいくと、「どんどんびき」という入り江に出ます。「どんどんびき」と呼ばれる入り江は、入り江に打ち寄せた波がどんどんと引いていく様子から名づけられたそうです。
 海岸では、BBQをする人たちで賑わっていました。我が家はここで、カニ取りの開始です。カニは、たくさんいますが、残念ながら子供たちに捕まるような動きの鈍いカニは皆無でした。
【弁天島】
 荒崎の海岸を歩くコースは「荒崎 潮騒の道」と呼ばれています。地層が現れた荒々しい岩場歩きの連続です。
 右の写真の中央に見えるのが弁天島です。


【ハマカンゾウ】

 濃褐色の荒々しい岩肌に、橙色の花が点在しています。
 花は、ハマカンゾウと呼ばれるユリ科の多年草です。海岸の崖地や急傾斜地に多く生息するのだそうです。
【熊野神社】
 漆山漁港を見下ろすところに「熊野神社」があります。道路脇に立派な石の鳥居が見えたので参拝してきました。
 神社の由来等は知りえませんでしたが、付近には多くの漁港があるので、海の神様が祀られているのでしょうね。
【穐人物産・あらさき亭】
 両店は、知る人ぞ知る長井の有名店です。
 左下はまぐろ丼で有名な「穐人物産」です。三浦半島でマグロと言えば三崎漁港が有名ですが、ここを第一に押す人も多いようです。
 右下は、あのユーミンも訪れたことのある魚料理の「あらさき亭」です。
 両店共に評判の良いお店なので、一度入って見たいと思っています。しかし、今日はお寿司の予約を入れていたので、次回に見送ることになりました。
【長井郵便局】
 小さな漁港が連なる町並みからは想像できないような立派な郵便局でした。


 インターネットで調べた住所付近を車で回りましたが、残念ながら井上茂美邸を発見することができませんでした。これも、井上邸の見学も次回以降に持ち越しです。



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