街角散歩≪大 船≫
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2007.11.25(Sun)  「JR 大船駅」
(神奈川県鎌倉市大船)


 朝早く起きてみると、快晴のようです。
 今日は、全く予定がないので、「どこかに散歩でも行こう!」と行き先未定で家を出ることにしました。とりあえず、最寄駅まで歩く途中で行き先を決定するつもりです。
 そして、決めたのが大船です。仕事で何度か利用していますが、町を散策したことがありません。本当は、一人が気ままでいいのですが、次男坊が「連れて行って〜。」とせがむので、息子との男二人散歩となりました。
【大船軒】
 大船駅に到着直後、子供の「お腹空いた〜・・・!」攻撃が始まったので、JR大船駅構内の大船軒でうどんをいただきます。
 券売機のメニューに「肉味噌うどん」なるものがあり、興味本位で注文してみました。しかし、どうしてどうして予想をはるかに上回る美味しい味でした。
【大船駅西口】
 大船の見所といえば、何といっても「大船観音」でしょう。大船駅西口を出て観音様に会いに行きます。
 西口を出ると、正面の小高い岡の上に観音様が神々しいお顔を見せてくれています。その観音様に導かれ、駅前の柏尾川を渡ると、「大船観音入口」と書かれた大きな看板が目に入ります。


【大船観音寺】
 大船観音寺は、小高い丘の上にあります。大船観音入口から観音寺山門への道は、さほど長くはありませんが、かなり急勾配の坂道です。
 山門に着く頃は、「ハ〜、ハ〜・・・。」と肩で息をするほどでした。
【大船観音】
 大船観音は、巨大な胸像です。そのお姿を拝見するには、さらに階段を登らなければいけません。
 階段下から見る真っ白な観音様は、青い空にとっても映えておられました。絵馬の図柄は、もちろん観音様です。
【大船駅南改札付近】
 観音様を拝見した後、大船駅構内を通り、東口側にある「湘南モノレール大船駅」に向かいました。


【湘南モノレール】
 南改札からルミネウイングを抜けると「湘南モノレール」の大船駅にたどり着きます。
 湘南モノレールは、大船と湘南江の島を結ぶ懸垂式のモノレールです。
 モノレール駅の下は、大船駅のバスターミナルになっています。
【大船駅東口】
 大船駅発のモノレールを見送った後、大船駅東口一帯で栄えている「仲通商店街」や「商栄商店街」を見て回りました。平日だと買い物客で込み合っている商店街も日曜日とあって、人通りは多くありませんでした。
 商店街の散策を終え、松竹大船撮影所跡地に向かいました。
【松竹通り】
 JR大船駅東口を振り出しに、松竹通りを進んで行きます。松竹通りの突き当りが松竹撮影所の跡地、現在の鎌倉女子大です。
 松竹通りの歩道を歩いていると、埋め込まれたパネルが鎌倉市の木が「ヤマザクラ」、鎌倉市の花が「リンドウ」であることを教えてくれます。


 松竹通りを歩いていて、「松竹前」というバス停や交差点に出会いました。松竹の撮影所は、もうありませんが、松竹の匂いが色濃く残っています。
 「松竹前」交差点の手前には、「レストラン・ミカサ」という老舗の洋食屋さんがありました。ここは、松竹撮影所で映画を撮る映画スターやスタッフの人たちが足繁く通ったお店だそうです。
【鎌倉女子大】
 「松竹前」交差点の左右には、イトーヨウーカドーと三越が並んで建っています。その間の道の正面が「鎌倉女子大」で、松竹大船撮影所があったところです。
 鎌倉女子大を正面に見て左に50mほど行ったところに、「寅さん」と「ひばり」さんの大きなタイル絵がありました。現在、松竹の撮影所跡を偲ぶのは、このパネル絵だけのようです。
【松竹離山通り】
 「寅さん」のタイル絵を見た後、一旦、松竹前交差点に戻り、松竹通りに直交する松竹離山通りを右に進んでみました。その方向には、大船郵便局、資生堂鎌倉工場がありました。


【資生堂 鎌倉工場】
 昭和34年に設立された工場で、女性用化粧品3000種、約8000万個を製造しているそうです。 特に、資生堂の口紅は、すべてこの工場で製造されているんだそうです。


【芸術館通り】

 名前のとおり、鎌倉芸術館へと続く通りです。左下が駅方面を、右下が芸術館方面を見たものです。
 ここの歩道には、芸術館を示すプレートが埋め込んでありました。
【観音食堂】
 息子の昼食をどこかで・・・。
 観音食堂の看板を見たとたん、無性にビールが飲みたくなり、暖簾をくぐりました。魚屋さんが経営する食堂で、鮮魚が美味しいと評判のお店です。
 今回は、子供の希望通り、魚ではなく天ぷらです。



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